気密工事ってなに？坂井市のリフォーム

こんにちは！

福井市でフルリフォーム&リノベーションを手掛けております

今回は坂井市で断熱リフォームを検討している方に
とっても重要な「気密工事」についてのお話を紹介していきます！

 

と聞いて、どんなものを想像しますか？

古いおうちの尋常じゃないほどの寒さ。

原因は断熱工事が不十分なだけではありません！


実は、おうちの中の隙間の量も寒さの原因の一つなのです。

そのおうちの中の隙間を埋める工事を「気密工事」と言います。


では、おうちの中の隙間

実際にはどれ程あるか知っていますか？


築年数40年以上になる古い建物。

建物内外をつなぐ隙間の量を

窓周りやコンセントの穴など、隅々まで調べてみると

はがき10枚分にも相当します！

普段見えていない隙間がそんなにたくさんあるなんて…。
それは寒い訳です…。

その見えない小さな隙間が、隙間風の原因になっているんです。

「冬場にエアコンやストーブで室内を暖めても、
なんだか足元が異常に寒い！」
というのは
建物の気密がしっかりととれていないために、
隙間風が室内のエアコンで温めた暖かい空気の循環を邪魔して、
更に入ってきた冷たい空気が足元付近に停滞してしまうからなんです。

因みに自慢ではないですが...
タキナミのリノベーションモデルハウス。

築42年の建物を実際にフルリノベーションしているのですが、
建物中のありとあらゆる隙間をかき集めても
わずかはがき1枚の半分程度の隙間しかありません。

そのため、エアコン1台で家中を温かくしたり、涼しくしたりが可能。
冬場、室内を素足で歩いても寒くないんです！

建物の断熱性を高めるには、
断熱工事とセットで
気密工事がとても重要なんですね。

 

では、タキナミ エコロッサでは
どのような気密工事をおこなっているのでしょうか。

①大工工事でなるべく隙間をつくらない施工をおこなう

タキナミのリノベーションでは、
リノベーション工事を専門でおこなう大工さんがたくさんいます。

実は、リノベーションの大工工事はとっても難しい！

世の中にはリノベーション工事は出来ませんという
大工さんもたくさんいる中で、
リノベーション工事の経験を豊富に積んでいる
大工さんが施工してくれるのはとても心強いですよね。




②気密性の高い断熱材を利用する

ひとことに「断熱材」と言っても、
いろんな種類がありますよね。

新築住宅でもよく使用されている「グラスウール」という断熱材ですが、
じつはリノベーションでは施工が一際難しいんです。

築年数の古い建物を施工するリノベーション
使用されている既存の木材は
長年の反りや痩せによって隙間が多くなってきます。

リノベーション現場をよく担当している大工さんでは、
この隙間を上手く埋めながらグラスウールを入れてくれるものの
やはり成形された断熱材。
うまーく施工しないと隙間が多く出てしまいます。


お勧めなのは、
細かな隙間までしっかりと入り込む、
吹付タイプの断熱材。


スプレータイプの断熱材なので、
断熱する表面に吹き付けると、
時間とともにボコボコと膨れ上がり形成されます。


年月の経った木材との相性はバッチリ！


細かな隙間も埋めてくれる断熱材なので
木材同士の小さな隙間もしっかりと埋まり、
気密性も高いです！





③エアコンダクトの穴は気密性の高い専用のエアコンスリーブを施工

エアコンスリーブには、建物の気密性を落とさないために
気密タイプのエアコンスリーブがあります。

リフォームの際にエアコンを移設したり、新調したりが必要な場合、

ここだけの話ですが、

エアコンの購入は
よりお求めやすい価格で購入ができる
家電量販店さんがお勧めなんです…！

エアコンの購入は、リフォーム工事の際に施工業者で購入することも可能ですが、
はっきり言って
そんなに安くないんです…（小声）


それに比べて家電量販店で購入するエアコンは安い！


ただし、エアコンスリーブの施工だけは、
気密工事をしっかり行っている施工業者に
気密タイプのエアコンスリーブの施工をお任せするのがお勧めです！




 

気密性が高い建物です！と言われても、
目に見えない部分。
コンセント周辺にどれだけ隙間があるかなんて、そんなのわからないですよね。

じつは、専用の測定器を使用することで
建物の気密性を数字で示すことができます。





建物すべての窓を閉め切った状態で、
1ヶ所の窓から
ラッパのような上記の機械で外に空気を勢いよく吐きだします。

その時にできた外部と内部の気圧差の大小で
どれだけ気密がとれているのかがわかります！

もちろん、気圧差は数値で機械に表示されますので、
気密性が本当にとれているのかの証明になります。

リノベーション工事中
各家しっかり気密測定を行って、
数値として気密性を提示してくれる会社は、より信用できますよね！



気密工事のお話は以上になります！

建物の気密の重要性がおわかり頂けましたでしょうか？

断熱リノベーションを行う際には、
是非、セットで気密性にもこだわって検討をされてはいかがでしょうか。