坂井市丸岡町　中古住宅探し、購入、部分リノベーションのトータルプランニング

LDK

元々の建物は台所（ダイニング・キッチン）と、和室の居間（リビング）は別々の部屋になっていました。

間の間仕切り壁や建具を取り払い、LDKとして新たな一部屋に生まれ変わりました。

耐震強度を考えると構造上取らない方が良い壁もあったため、パントリーを設けることで壁を利用したり、筋交いを現しにすることで、構造を保ちつつ抜け感を確保したりといった工夫を行っています。

壁付けキッチンから対面キッチンに変更、約21帖の広々LDKが実現しています。

更に奥にある和室との間は、壁を抜き、扉2枚分の開口が取れるよう2枚連動片引戸を設けています。
将来の子育ての際にはリビングから和室まで一体として使うことができ、家族がどこにいてもお互いの様子を感じ取ることができます。

洗面洗濯室、脱衣室

元は約3帖の広い洗面脱衣室がありました。
この洗面脱衣室と隣のトイレを繋げ、さらに脱衣を行う浴室前部分は脱衣室として分離できるよう扉を設けました。
入浴する方と、洗面台を使う方がお互い気を遣う必要がなくなります。

また洗面室を広くした部分に洗濯機置き場や室内物干し竿を設け、洗濯室（ランドリールーム）としても使用できるようにしています。

トイレ

1階には半壁で間仕切られた洋式トイレと小便器の2つがありました。
小便器は不要ということで、洋式トイレ1つに減らしています。

玄関横のホールがとても広かったため、思い切ってトイレの間取り自体を変更しています。
元々は廊下と垂直にトイレ室があり、便器正面から出入りするような形でした。リフォーム工事では廊下とトイレ室が平行になるように配置し、便器横手から出入りできるようにしています。
こうすることで、トイレ入口の扉を開き戸から引き戸に変更することができ、操作性が良くなり、将来の介助もしやすくなります。

さらに廊下側には収納を設けることで、収納量を拡充しただけではなく、トイレへの出入りが玄関から見えづらくなっています。

外窓、玄関ドア

今回の工事は部分リノベーションの中で、生活時間の長いLDKを中心に断熱工事も行っています。

熱が一番逃げてしまう窓。窓位置を変更するものは、ガラス3枚の樹脂サッシに交換することで、断熱性能を格段にUP。
窓位置がそのままで良い場所は、内窓を設置することで、断熱効果を上げつつ、工事費用を抑えています。

リビング外に将来的にお庭を造られるとのご計画のため、リビングの窓を腰窓から掃き出しサッシに変更しています。

また、玄関ドアを断熱性能の高い開き戸に変更。
外壁は綺麗な状態が保たれていたため、必要箇所のみの修繕を行うにとどめています。