リフォーム実例&お客様の声
当初はLDKの拡張や和室の畳交換など、内装リフォームをご検討とのことでご相談頂きました。お話しを伺い、実際にご自宅を拝見させて頂くと、本当のお悩みは他の所にあることがわかりました。
Y様のお宅は両隣を建物に挟まれ光が入りにくい立地。唯一光が入る南側は仏間のある和室となっており、普段は使うことの無いお部屋になっていました。そのため、建物中央部にある台所にはほとんど光が入らず、日中も電灯をつけるのが当たり前に。
また、日が差さないため冬は1日中ファンヒーターをつけっぱなし、結露によるカビの発生が収納内など随所で見られました。
「LDKを少しでも明るくしたい。エアコンだけで生活できるような暖かな家にしたい。」というのが一番のご要望でした。
Y様とお打合せを重ねる中で、改修予算を上げてしっかりと断熱工事をした上で、懸案の間取り変更を。思い切って和室とLDKの配置から見直すことにしました。
玄関や2階など、既存のまま残すところと今回新しくするところをしっかり区別して、費用を抑えながら1階平屋ライフさながらの部分リノベーションを実施しました。
3つの部屋をワンフロアに。約28帖の広々LDK
リビングには畳コーナーやワーキングカウンターを
収納力十分のキッチン。奥にはパントリーも
ランドリーとしても利用できる約5帖の洗面洗濯室
洗濯室の奥には独立した脱衣室が。カウンター付
1坪サイズのUB。フラットライン照明でスッキリ
ランドリーとキッチンの動線間にファミリークロークを
リフォーム済のトイレは一旦外し、新しい位置に再設置
右手和室入り口周りの壁、階段笠木などは既存のまま
元々は水廻りがあった場所が仏間兼寝室の和室に
玄関扉・収納・土間は既存のまま。壁と床を新しく
家の中央で日が差し込まず、湿気がこもりやすい台所
南面で、宅内で一番日差しのある明るい仏間。
クローゼット代わりとなっていた二間続きの和室
浴室は以前にリフォームされていました
奥まで続く、仏間へ行くためだけの長い廊下。
「いずれ子供が帰ってくるのであれば建て替え、そうでないならリフォームを行おう」と考えていました。
タキナミさんでは、建て替えとリフォームの両方の相談が一度にできました。いろいろ話をしていくなかで、子供が帰ってくるかどうか今ははわかりませんが、それでも私たち夫婦はこれから20年以上、この家に住み続けるはず。それであれば、明るく綺麗な家にするだけではなく、予算を少し上げても暖かさや動線にもこだわったリノベーションで快適な住まいを作ろうかと考えが変わっていきました。
秋~冬にかけての工事だったこともあり、窓が変わり断熱材が入った時点ですでに「暖かさが違うな」ということは工事中でも感じられました。玄関ドアはまだ使えるし、今回は2階の工事は行わなかったですが、そことリノベーションをした1階水廻りやLDKでは暖かさ・快適さが全く異なります!
家族の収納や水廻りを細長い家の中央に配置したことで、家事の動線・効率がアップ、大変使い勝手良くなりました。もちろん、以前悩んでいた結露などは一切発生していません。
ご住所 | 鯖江市三六町 |
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施主様 | Y様邸 |
家族構成 | 5人 |
構造 | 木造軸組工法 |
Y様はリフォームの相談で弊社のリノベーションモデルハウスにご来場いただきました。穏やかな話し方の、笑顔が素敵なご夫婦様でいらっしゃいます。ご主人様奥様ともにお忙しくお仕事なさっていらっしゃいますが、打合せには必ずご夫婦揃ってお時間を作っていただきました。
改修プランの中でこだわった点は「明るい住まい」です。日差しがあるのは東面と南面でしたが、一日中明るい南面には仏間、午前中の日差しがある東面は仏間に向かう広縁があって室内には日が差し込みません。そこで仏間を思い切って北側に移設して南側からリビング・ダイニング・キッチンを、建物中央に水回りを配しました。東面の広縁はLDKの一部に、圧巻の28帖ワンフロアの大空間にすることで、どこにいても明るい1階へと生まれ変わりました。
もちろん大空間で快適な住まいにする上で断熱性能向上は必須条件であり、伴い元々和室襖ばかりで建物耐震強度低い状況でしたがスケルトン化の中で耐震補強も積極的に設計施工致しました。
ご主人様はよく、私たちスタッフに「良きになさってください」とおっしゃって下さいました。
そのご信頼にお応えすべく、職方さんまでしっかり工事していただいたと思っています。
Y様、定期点検やアフターサービスも含め、今後ともよろしくお願いいたします。
担当:営業 O