こんにちは!
福井市でフルリフォーム&リノベーションを手掛けております
タキナミの新築なみ エコろっさです。
ブログでは住宅に関わる様々なお話をお伝えしています!
目次.
1、『1階だけハーフリノベーション』とは
2、どんな施工をするの?
3、『ハーフリノベーション』でも間取りは変えられるの?
4、『ハーフリノベーション』はこんな人にオススメ!
5、『ハーフリノベーション』はいくらくらいかかるの?
6、まとめ
1、1階だけハーフリノベーションとは
今、住宅の「リノベーション」という言葉が徐々に世間に浸透しつつあると感じます。
不便なところを解消する、いわゆる現状回復をリフォームとするならば、そこに付加価値を与え、新築当時よりも住みやすい住宅にするのがリノベーションです!
以前はリノベーションと聞くと賃貸アパートやマンション等、集合住宅の大規模改修をするイメージが強かったのですが、今では一戸建ての住宅をリノベーションするという選択肢を、建て替え、リフォームに次ぐ第三の選択肢としてご検討される方が増えてきた印象です。
エコろっさでは柱や基礎のみを残して新しく断熱改修や耐震工事を行う性能向上リノベーションを得意としています!
使える部材はそのまま使うので、建替えと比べ費用を抑えつつも、新築並みに性能向上させることが出来ます。
「リノベーション」とだけ聞くと、何となく住まい全体を改修するイメージを思い浮かべますよね。
じつは最近では、1階のみをリノベーションする人たちが増えてきているんです。
2、どんな施工をするの?
1階のみを施工の対象とするのがハーフリノベーション。
施工内容自体は1棟まるまるリノベーションとほとんど変わりありません。
柱や基礎を残して壁を取り壊し、新たに断熱工事や耐震工事を施します。
〈↑いったんここまで解体してから耐震・断熱工事を行います。〉
柱や基礎、屋根以外は新しくなるため、リフォームというよりどちらかというと建替えの方が認識としては近いかもしれません。
1階のみ施行する『ハーフリノベーション』は家全体を断熱材で覆うわけではないので階段などにドアを設け、断熱境界を作ります。
そうしないと、せっかく1階の断熱・気密性を高めたのに、暖かい空気が1階から2階へ上がり、2階の窓や隙間から逃げて行ってしまいますからね。
3、『ハーフリノベーション』でも間取りは変えられるの?
例えばひと昔前の住まいでは当たり前にあった二間続きの和室。
しかし今では家族構成やライフスタイルの変化から、和室の続き間はほとんど使われず、持て余すケースが多くなってきているようです。大きなスペースである分、非常にもったいないですね…。
そんなもったいない空間もリノベーションで解決です!
上のリビングの写真もとっても広々とした明るいLDKですが、実は元々二間続きの和室だったんです!
ただの荷物置き場だった和室がご家族みんなでゆったりとくつろげる憩いの場となりました。
このように間取りの自由度が高いリノベーションですが、どんな無茶苦茶な間取りでも可能というわけではありません。
むやみやたらに柱を抜いてしまうと耐震強度が落ちてしまう恐れがあるからです。
構造上重要な柱は抜かないようにする、もしくは柱を抜いても耐震強度を損なわないように、梁を太くする等、他の場所で強度を補うといった処置が重要です。
『どこの柱が抜いてはいけないのか』、『どのように補強すれば耐震性を確保できるのか』は長年住宅業に携わることで得られるノウハウや実績がないと判断できない要素になります。
創業何年目の企業なのか、過去の実績はある会社なのかを確認して信頼できる住宅会社に任せましょう。
4、ハーフリノベーションはこんな人にオススメ!
ハーフリノベーションは
「家の間取りを変えたい」「家の性能を上げたい」でも
「費用を安く抑えたい」という方におすすめです。
「間取りに対する不満」は最も多くの方が抱えるお悩みです。
例えばお子さんが独り立ちし、2Fの部屋を全く使わなくなったという方はいませんか?
普段使わない部屋に対して断熱工事や内装工事を行うのは少々もったいないような気もします。
費用を抑えたいのであれば、
あえて2Fを残し1F部分のみをリノベーションするというやり方がおすすめです。
「減築」、というのも一つの手段ですが
減築工事は費用がかかる工事です。
「2Fは絶対にいらない、残したくない明確な理由がある」という方のみ減築をおすすめ致します。そうでなければ、2Fは既存のまま、物置部屋や、来客や親戚の方を泊めるお部屋として残しておくのがいいでしょう。
「間取りの不満」の次に多くの方が抱えるのが
「寒さの不満」です。
最近の調査研究によると寒さは健康に大きな悪影響を及ぼすことが判明しており、「寒さは必ず解決すべき課題」となっているのです。
寒さによる健康被害は深刻で、健康寿命を縮める一因となっています。
代表的なものでは『ヒートショック』が挙げられます。
『ヒートショック』とは部屋間の急激な温度変化により引き起こされる血圧の急変動のことを指し、暖かいリビングや布団の中から、寒い脱衣所やトイレに移動した際に多発しています。
特にお年寄りの方を中心にヒートショックは猛威を振るい、現在では年間交通事故死亡者数の5倍近い人が亡くなられています。
だからこそヒートショックの原因である部屋間の急激な温度差を抑えるために、住まいの高断熱化は急務とされているのです。
リノベーションでは最も熱の出入りの激しい窓はもちろん床、壁にも断熱材を充填し、
LDKだけでなく玄関や脱衣所、トイレに行っても暖かいおうちになります。
5、まとめ
いかがでしょうか?
建て替えよりも費用を抑えられ、住み心地は新築並みに向上できるリノベーション。
その中でも
ハーフリノベーションは2Fを使わない人、費用を抑えたい人にオススメの選択肢です。
しかし、
すべての家でリノベーションができるわけではありません。
リノベーションするには既存の躯体がしっかりしている必要があります。
白蟻や雨漏れによって躯体がボロボロだと修繕費用に多くの費用がかかってしまうためです。
まずは住まいの躯体に問題がないか調査を行いましょう。
弊社では床下や屋根裏を調査する
『住宅診断』を無料で行っております。
リノベーションが気になる方、金額や施工内容を詳しく知りたい方はぜひお気軽に下記のモデルハウス見学や資料請求のリンクからお問い合わせください!
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